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EC-CUBEのバージョンアップ手順

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EC-CUBEはオープンソースのECサイト構築プラットフォームであり、その最新バージョンへのアップグレードは、サイトの機能性向上やセキュリティの強化に不可欠です。この記事では、EC-CUBEのバージョンアップ手順を詳しく解説します。新機能や改善点への期待とともに、安全でスムーズなアップグレードの方法について学んでいきましょう。

事前準備

EC-CUBEのバージョンアップを成功させるために、以下の事前準備をしっかりと行いましょう。

データのバックアップ

バージョンアップの前に、EC-CUBEのデータベースとファイルをバックアップします。データの損失を防ぐために、バックアップを取得することは非常に重要です。
データベースのバックアップは、データベース管理ツールやphpMyAdminなどを使用して取得します。phpMyAdminにアクセスし、該当のデータベースを選択後、「エクスポート」機能を使ってバックアップファイル(SQLファイル)を作成します。
ファイルのバックアップは、FTPやSSHなどを使用してサーバー上のファイルをダウンロードすることができます。FTPクライアントソフトやSSHクライアントを使い、EC-CUBEがインストールされているディレクトリ以下のすべてのファイルとディレクトリを丸ごとダウンロードします。

システム要件の確認

EC-CUBEの新しいバージョンが対応するシステム要件を確認しましょう。PHPバージョン、MySQLバージョン、サーバーの設定などが、アップグレードの前提条件となります。
システム要件は公式サイトのリリースノートや製品マニュアルで確認できます。サーバーが要件を満たしていない場合は、必要なアップグレードや変更を行う必要があります。PHPやMySQLのバージョンアップ、設定ファイルの編集など、サーバーの管理者やホスティングプロバイダーに相談してください。

テーマやプラグインの互換性の確認

カスタムテーマやプラグインを使用している場合、新しいバージョンとの互換性を確認しましょう。古いテーマやプラグインが新しいバージョンで正常に動作しない可能性があります。
テーマやプラグインの開発元のウェブサイトやドキュメンテーションをチェックし、最新の情報を入手してください。開発元から新しいバージョンに対応したアップデートが提供されている場合は、それをインストールする必要があります。

カスタマイズしたコードの確認

EC-CUBEのコアファイルやテーマ、プラグイン以外にも、独自にカスタマイズしたコードがあるかどうかを確認します。バージョンアップによってこれらのカスタマイズが上書きされる可能性があるため、注意が必要です。
カスタマイズしたコードは、適切な場所にバックアップを取得しておきましょう。例えば、EC-CUBEの html/user_data/ ディレクトリ以下に独自のカスタマイズファイルを配置している場合は、そのディレクトリ以下をバックアップします。必要に応じて、バージョンアップ後に再適用する必要があります。

事前準備が適切に行われれば、バージョンアップ作業自体は比較的スムーズに進められるはずです。十分な時間を作り、慎重に作業を進めることが重要です。

EC-CUBEのバージョンアップ手順

EC-CUBEのバージョンアップは、慎重かつ段階的に行うことが重要です。以下は、基本的な手順ですが、環境やカスタマイズ内容によって手順が異なる場合があります。必ず公式ドキュメントやサポートフォーラムを参照し、バージョンアップの前にバックアップを取得しておくことをお勧めします。

最新バージョンのダウンロード

EC-CUBEの公式サイトから最新バージョンのファイルをダウンロードします。通常、zipファイルとして提供されます。ダウンロードページにはリリースノートも掲載されているので、新機能や変更点をあらかじめ確認しておきましょう。

ファイルのアップロードと展開

ダウンロードした最新バージョンのzipファイルを解凍し、サーバー上にアップロードします。EC-CUBEのインストールディレクトリに展開します。アップロードとファイル展開の方法は、FTPクライアントやSSHクライアントの機能を使用します。

ファイルの置き換え

新しいファイルを古いファイルと置き換えます。ただし、/html/ディレクトリ以下のファイルやディレクトリだけでなく、EC-CUBEのルートディレクトリにあるファイルも注意深く置き換えます。一部のファイルは新規追加やリネームされている場合があるので、公式の手順に従ってください。

データベースの更新

バージョンアップ用のデータベーススクリプトを実行します。公式のデータ移行プラグインを利用するか、phpMyAdminなどを利用してデータベースから移行に必要なデータを取得して新バージョンの環境にインポートを行い、データベースの更新を完了させます。

キャッシュのクリア

バージョンアップ後は、EC-CUBEのキャッシュをクリアします。管理画面からキャッシュをクリアするか、サーバー上のキャッシュディレクトリを手動で削除します。

動作確認

バージョンアップが完了したら、EC-CUBEのサイトを訪問し、正常に動作していることを確認します。商品の追加や購入など、重要な機能をテストしてください。エラーが発生した場合は、公式のサポートフォーラムで問題を報告し、対処方法を確認します。

以上がEC-CUBEの基本的なバージョンアップ手順です。作業を行う際には、慎重に作業を進め、公式ドキュメントに従うことが重要です。問題が発生した場合は、公式サポートフォーラムでサポートを受けることをお勧めします。

バージョンアップの注意点

EC-CUBEのバージョンアップは、慎重に行わなければなりません。不適切な手順でバージョンアップを実行すると、データの損失やサイトの不具合が発生する可能性があります。以下の点に十分注意を払う必要があります。

バックアップの重要性

バージョンアップ前に、EC-CUBEのデータベースとファイルを必ずバックアップしてください。バックアップがあれば、万が一トラブルが発生した場合でも、データを復元することができます。
また、バージョンアップ後に正常に動作することを確認できるまでは、バックアップを残しておくことをおすすめします。

プラグインとモジュールの互換性確認

インストールしているプラグインやモジュールが、アップグレード先のEC-CUBEバージョンに対応しているかを事前に確認する必要があります。対応していない場合、プラグインやモジュールが正常に動作しなくなる可能性があります。
プラグインやモジュールのバージョンアップ手順についても、開発元のドキュメントやサポートを確認しましょう。

カスタマイズの影響

EC-CUBEのコアファイルやプラグインなどにカスタマイズを加えている場合、バージョンアップによってそれらのカスタマイズが上書きされる可能性があります。
カスタマイズしたファイルをバックアップし、バージョンアップ後に再度適用する必要があります。再適用の手順については、カスタマイズ内容によって異なるため、個別に確認が必要です。

バックアップの重要性

バージョンアップ前に、EC-CUBEのデータベースとファイルを必ずバックアップしてください。バックアップがあれば、万が一トラブルが発生した場合でも、データを復元することができます。また、バージョンアップ後に正常に動作することを確認できるまでは、バックアップを残しておくことをおすすめします。

カスタマイズの影響

EC-CUBEのコアファイルやプラグインなどにカスタマイズを加えている場合、バージョンアップによってそれらのカスタマイズが上書きされる可能性があります。カスタマイズしたファイルをバックアップし、バージョンアップ後に再度適用する必要があります。再適用の手順については、カスタマイズ内容によって異なるため、個別に確認が必要です。

データベースの更新

バージョンアップの際、EC-CUBEのデータベース構造が変更される場合があります。データベース更新用のスクリプトを実行する必要がありますが、スクリプトの実行が正常に完了しない可能性があります。データベース更新に失敗した場合、データベースが破損する可能性があるため、必ずバックアップからデータを復元する必要があります。

アップグレード手順の厳格な順守

EC-CUBEの公式サイトに掲載されているアップグレード手順に従って作業を行うことが重要です。手順をミスると、サイトが正常に動作しなくなる可能性があります。手順が不明な点がある場合は、公式のサポートフォーラムや開発者コミュニティで質問して、適切な方法を確認しましょう。

アップグレード後の動作確認の徹底

バージョンアップ後は、必ずEC-CUBEのサイトが正常に動作することを確認してください。特に重要な機能については、徹底的にテストを行う必要があります。エラーや不具合が発生した場合は、公式のサポートフォーラムで問題を報告し、対処方法を確認してください。

メール設定の確認

バージョンアップ後は、メール設定が初期化される可能性があります。お客様へ注文受付メールなどが正しく送信できるよう、メール設定を再確認し、必要に応じて設定を行ってください。

権限設定の確認

ファイルのアップロードやデータベース更新の際、一時的にファイルやディレクトリの権限を変更する必要がある場合があります。公式の手順に従い、適切な権限設定を行ってください。

キャッシュディレクトリの削除

バージョンアップ後は、キャッシュディレクトリ内のファイルを必ず削除してください。古いキャッシュが残っていると、サイトが正常に動作しない可能性があります。

本番環境と開発環境の分離

本番サイトで直接バージョンアップを行うと、トラブルが発生した場合にサイトが長時間ダウンしてしまう恐れがあります。テスト環境などで事前にバージョンアップを試し、問題がないことを確認してから本番環境でアップグレードすることをお勧めします。

バージョンアップ時間の確保

バージョンアップには一定の時間がかかります。作業中はEC-CUBEを停止する必要があり、その間サイトにアクセスできなくなります。事前に適切な作業時間を確保し、お客様へ影響が最小限になるよう配慮してください。

サポートフォーラムの活用

万が一トラブルが発生した場合は、公式のサポートフォーラムで問題を報告し、解決策を探してください。過去の事例が参考になることもあります。

以上が、EC-CUBEのバージョンアップ時に注意すべき主な点となります。バージョンアップは慎重に行う必要がありますが、事前の準備と公式の手順に従えば、比較的スムーズに作業を進められるはずです。作業中に不明な点があれば、公式のサポートリソースを積極的に活用してください。

まとめ

EC-CUBEのバージョンアップの手順を詳しくご紹介してきました。最後にもう一度、全体をスムーズにまとめさせていただきます。 まずは事前の準備として、新旧バージョン間のソースコードの差分を確認します。本体やプラグインの互換性についても、しっかりと検証を行う必要があります。そして実際にテスト環境でマイグレーションを実施し、きちんと動作するかを確かめてください。この際、必ずデータのバックアップを忘れずに。
マイグレーション完了後は、管理画面に移動し、コンテンツや税率設定、受注フローなど、新バージョンの仕様に合わせて一つひとつ設定し直していきます。デザイン面でレイアウトやCSSをカスタマイズすれば、サイトの外観を一新することもできます。 次に、フロントエンドの確認作業が控えています。ページごとに表示を確認し、フォームレイアウトやコンタクトフォームが問題なく機能するか、検索機能などの動作チェックも入念に行ってください。 アップグレードが完全に完了した暁には、オーナーズストアを覗いてみましょう。最新プラグインの導入や、関連アプリの設置を検討するのもよいでしょう。それぞれの仕様を確認し、サイトの機能拡張を図ることが可能です。 このように、EC-CUBEのマイグレーションには多岐にわたる作業が伴いますが、コーディングの基礎知識があれば、手順書通りに進めていけば決して難しくありません。定期的なバージョンアップを欠かさず、セキュリティ対策を施しつつ新機能を取り入れることで、より魅力的な店舗作りにつなげていきましょう。

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