EC-CUBEはこちらの公式サイトよりダウンロードして下さい。
(今回はバージョン4.1.0のダウンロード版で解説しています)
まずは、ダウンロードしておいたEC-CUBEのインストールファイルをFTPソフトを使ってサーバーにアップロードします。
EC-CUBEへサイト情報を提供するかしないかのチェックを入れて、次へボタンを押します。
権限チェックの画面です。
ここでもし、アクセス権限エラーが出てしまった場合は、FTPでパーミッションを変更してみて下さい。
推奨のパーミッションについては、こちらの公式ドキュメントを参考にして下さい。
サイト名や送受信メールアドレスを入力していきましょう。
管理画面のURLは推測されづらいものに設定しておいてくださいね。
また、ECサイトは個人情報を取り扱うことになりますので、暗号化通信を行うためにSSLは必ず導入しておいて下さい。今ではSEO対策の面でもSSLがマストになっていますし、ほとんどのレンタルサーバーでは無料SSLも設定できるかと思います。
メールの送信設定もお忘れなく!(設定ミスがあるとメール送信が行えません)
2系だとSMTP認証がなくてもメール送信が可能でしたが、4系ではSMTP認証が必須のようですね。
データベースの設定を行います。(今回はMySQLを利用しています)
事前に空のデータベースを作成しておけば、ここでは特につまづくことはないかと思います。
データベースの初期化を行います。
「次へ進む」を押すと、EC-CUBEのテーブルや初期データが作成されます。
無事、インストールが完了しました!
ちなみに、EC-CUBEのバージョン4.1.0からは公式プラグインが一緒にインストールされるようになりました。
この画面で有効/無効を設定しておくことができます。(ただ、なぜかエラーが出ることも・・・?汗)
後からでも管理画面から設定できますよ~。
さあ、先ほど設定したログインIDとパスワードで管理画面にログインしてみましょう。
無事、ログインできました!
フロントページも正常表示されています。
ということで、今回はEC-CUBE4系のインストールを行ってみましたが、事前にサーバーの準備さえできていれば、わりと簡単にインストールできちゃいますね!
レンタルサーバーによってはインストールナビを用意してくれているところもあり、WordPressのインストールと比較しても、そんなに違いはないのではないでしょうか?
ただ、EC-CUBE4系はけっこうサーバー側のスペックが必要なようです。
弊社でもいくつかのレンタルサーバーで試してみましたが、20件くらい商品登録をするだけでエラー画面になったり、画面表示のレスポンスが異常に遅かったり、プラグインのインストールやアップデートにたびたび失敗したりと、コストをかけずに手軽にはじめようと思うと、サーバー選定にはちょっと苦労しました。。
カスタマイズ面も含め、WordPressやEC-CUBE2系とはちょっと気軽さの度合いも変わってくるので、4系の特性やメリット・デメリットをよく把握して活用していきたいですね。